頑張れ!落ち込んでいる自分へ

 一体自分が研究に向いるのかという質問は、最近よく頭に浮かんでいる。
 大学院生になってからまもなく4ヶ月になる。一番印象に残ったのはこれまでの勉強生活との大きな違いだ。
 まずは講義の進め方。授業の中、この前は先生が支配的地位。言い換えれば、先生1人が前で話す、私たちは聞くという形で授業を進んだ。今は、私たちは先生が出した課題について各自資料を収集し、問題提起し、そして論証する、言わばレポートの形で発表、提出する。その反対に、先生は下で発表の内容を聞いた後、意見を述べる。
 次は、研究と仕事の両立。この前は勉強に専念し、経済条件をまったく考えない前提で楽しい学校生活を送れるように歩んできたが、今はそういう甘い環境が存在しない。異国での勉強と生活は莫大な費用が必要されるので、自分のためにすべての負担を家庭に加えるべきではない、できるだけ自分の力によって家庭への経済負担を減らすという想いを抱いているので、仕事をし、金を稼ぎ、自立するように頑張っていかなければならない。
 最後は、将来性の不透明への不安。これまでと違って、今の研究生活が終わって、これからどんな道を進むかについても考えざるを得ない。研究に集中したい気持ちが強まる一方、色々な雑念も出てくる。
 ということなので、複雑な状況の中、今の私は、うまく研究に専念できず、勉強に時間を投入したが、あまり効果がみられない。焦ているほど一層自己への不信感を招き続ける。
 研究に向いているかどうか、今の私は理性的でないので、答えが見つからない状態の中、これからあきらめずプラスパワーを集めて前に進んでいきたいと思う!